昨日(6月15日)、大きな地震を想定した避難訓練と
保護者の方に子供たちを安全に確実に引き渡す引き渡し訓練を行いました。
朝は雨が降っていましたので、通常の実施が危ぶまれましたが、
午後には雨がやみ、予定通り実施できました。
校舎の中では指示通り迅速で静粛に行動できたようですが、
校庭に出てくると気が緩んでしまった様子もありました。
避難開始から要した時間は5分24秒。
それほど多くない人数の避難時間としては、
もう少し短縮できるのではと課題が残りました。
私は、クラス担任をした最後の年の最後の月に、
あの「東日本大震災」に教室で遭遇しています。
穏やかな午後のまったりとしたお休み時間に
突然起こった激しい揺れに、
空気が一変したのを覚えています。
長い揺れの途中、夢の中のように感じながらも、
誰かしらが命を失うのではという恐怖と
守り切らなければという決意を抱いていたこともよく覚えています。
訓練は、有事に備えた練習です。
練習が練習で終わることを祈って、
それでも真剣に取り組む中で、
「自分の命は自分で守る」力をつけていって欲しいと考えています。
今回、私が話した内容は次のとおり
避難訓練でのお話.pdf